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「日本の世界遺産」「国宝・史跡・名勝」「日帰り温泉」を巡る、旅ブログを主に綴っています。

西美濃 両界山横蔵寺といび川温泉

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前の記事」(西美濃 谷汲山華厳寺と温泉)のつづきです。
谷汲山華厳寺から県道40号線を西へ約7km、県道267号線を北へ1.7kmの位置に横蔵寺があります。
横蔵の地は東山道(中仙道)の赤坂宿から七里(約27キロ)北に位置し、横蔵街道という巡礼道がありました。

横蔵寺は、延歴20年(801年)桓武天皇の勅願を受けた伝教大師(最澄)により創建されました。
伝教大師が自作の薬師如来を祀った寺であり、比叡山の薬師如来と同じ木から作ったと言います。
平安・鎌倉時代には、この辺りの本山として栄え、本堂の左奥の山の頂上付近に、沢山の僧坊跡があり、山内に百数十人の僧侶が住んでいたようです。

三重塔

戦国時代には次々と寺領を侵略され、元亀の法難には織田信長に全て取り上げられます。
また、織田信長の兵火で延暦寺の本尊が焼失したため、横蔵寺の薬師如来は比叡山に移り、「根本中堂」の本尊となります。
横蔵寺は、慶長年間に再建され、現在に至ります。

平安時代~鎌倉時代の仏像22体(国の重要文化財)など、多くの文化財を所蔵することから「美濃の正倉院」と呼ばれています。
また、秋になると紅葉の名所となります。

つづきを読むからは、フォトギャラリー9枚です。

この横蔵寺の舎利堂には、仏舎利(釈迦の遺骨)ではなく、入定修業をされた即身仏(ミイラ)が安置されています。
天明元年(1781)に横蔵に生まれた妙心上人は、両親の没後、仏道修行のため巡礼の旅に出られ、文化12年(1815)山梨県の御正体山の洞窟で断食し、入定されました。
明治23年に出生地の横蔵に戻って来られたそうです。(入定修業は、明治期には法律で禁止されました)

横蔵寺は、入山料は無料ですが、瑠璃殿(宝物館)と舎利堂は両館共通で300円です。
国の重要文化財の仏像は、すべて瑠璃殿に安置されています。
ここには、深沙大将立像があり、あの西遊記の「沙悟浄」で砂漠の神とありました。
カッパじゃない…なんて思った私は愚か者でしたm(__)m。

この後は、横蔵寺から国道303号線を北西方向へ約13kmの位置にある、道の駅「星のふる里ふじはし」と隣接する、日帰り温泉施設「いび川温泉 藤橋の湯」へ行きました。
ここの露天風呂も「うすずみ温泉」と同様に、大自然に囲まれ気持ちがいい…。
が…内風呂には、黄色の物体が沢山プカプカ…何風呂?と思ったら、アヒル隊長でした…。
こんなのが浮いていますので…子連れ客も多く…私が行った日は、市営プール状態でした(-_-;)ザンネン。

◇天台宗 両界山 横蔵寺(西美濃三十三霊場第一番札所)
岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲神原1160(旧谷汲村横蔵地区) TEL0585-55-2811
拝観料:瑠璃殿・舎利堂は両館共通で300円
拝観時間:10:00~16:00(瑠璃殿と舎利堂のみ)
【電車・バス】養老鉄道養老線「揖斐駅」から名阪近鉄バス横蔵線で42分(県道251号線経由で18km)、終点「横蔵」下車。
(揖斐川町コミュニティバス(名阪近鉄バス)横蔵線は、谷汲山(華厳寺)を経由する)
樽見鉄道「谷汲口駅」から名鉄近鉄バス谷汲口線「谷汲山」→横蔵線「横蔵」(県道40号線を西へ約11km)。
【車】名神高速道路「大垣IC」から国道258・417・303号線を北へ、乙原交差点を右折し県道40・267号線へ、約34km。
駐車場:有(紅葉の時期のみ有料)

◇いび川温泉 藤橋の湯
岐阜県揖斐郡揖斐川町東横山207 TEL0585-52-1126
営業時間:10:00~21:00(1・2月は~20:00)
定休日:毎週木曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月31日・1月1日)
入館料:大人500円
泉質:アルカリ性単純泉(アルカリ性低張性温泉)
【電車・バス】養老鉄道養老線「揖斐駅」から名阪近鉄バス揖斐川北部線で約40分(国道303号線経由で約18km)、「道の駅ふじはし」下車。
【車】名神高速道路「大垣IC」から国道258・417・303号線経由で約38km。
名神高速道路「関ヶ原IC」から県道53号線・国道417・303号線経由で約37km。
(池田温泉から県道53号線・国道417・303号線経由で約24Km)
北陸自動車道「木之本IC」から国道303号線経由で約39km。

Written by むねこ

2012年5月30日 @ 1:56 AM

カテゴリー: おでかけ(岐阜)

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2件のフィードバック

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  1. […] 「前の記事」(西美濃 両界山横蔵寺といび川温泉)のつづきです。 横蔵寺からいび川温泉へ行く途中の、国道303号線・久瀬トンネルを抜けたあたりの、揖斐川につり橋が掛かっています。 このつり橋は、「恋のつり橋」というそうです…。 揖斐川を挟んで、東津汲と西津汲があるのですが、橋ができた後、両岸の地域の男女が結ばれることが増えた為、いつしかこの名で呼ばれるようになったとか…。 この他にも「恋の成就ルート」なるものがあるそうです。 […]

  2. […] 「前の記事」(西美濃 両界山横蔵寺といび川温泉)のつづきです。 道の駅「星のふる里ふじはし」で地図を探していると、温泉ではないのですが、揖斐川町春日六合(旧春日村)に「かすが モリモリ村 リフレッシュ館」と言う施設をみつけました。 「池田温泉」から、「ふれあい街道」(東海自然歩道)を「大津谷公園」経由で、北西へ約13km行った先にあります。 […]


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