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「日本の世界遺産」「国宝・史跡・名勝」「日帰り温泉」を巡る、旅ブログを主に綴っています。

奈良市中町 登美山鼻高 霊山寺の薬師湯

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奈良県奈良市中町の霊山寺は、奈良市の西郊・富雄川沿いにある真言宗の寺院です。
ばら庭園がある事で有名です。(バラの見頃:5月中旬~6月中旬、10月中旬~11月中旬)

富雄の里は古事記には登美であり、日本書紀では鳥見の地となっていて、小野家の領有だったようです。
千三百余年の昔、右大臣小野富人(通称鼻高仙人)が、湯屋に薬師三尊仏を祀り、薬草風呂にて諸人の病を治したのが、霊山寺の遠因であるとあります。

薬師湯

小野妹子の息子、小野富人は天智10年(671年=天智天皇が崩御された年)右大臣となったが、壬申の乱のため官職を辞し登美山に閑居した…。とありますので、大友皇子(第39代弘文天皇)側のだったのかなぁ…と思います。

天平8年(736年)第45代聖武天皇の勅命で、行基菩薩が伽藍を建立し、インド僧の菩提僊那が来朝されこの地は誠の霊山であると感嘆され霊山寺と命名されたそうです。
鎌倉時代に北条時頼の帰依厚く、多くの寺領を下付され、本堂の改築・伽藍の大修理を行い、豊臣秀吉・徳川家康もまた寺領を寄進、以降徳川幕府の御朱印寺として寺勢二十一か坊を数えたそうですが…
明治維新の廃仏毀釈により伽藍の規模半減、二百体の仏像焼却に遭うも、国宝重文建物6棟・重文仏像宝物30余点が残っています。

つづきを読むからは、フォトギャラリー9枚です。

今回は、国道24号線から県道1号線を経由して行きました。
生駒山地の東側にある矢田丘陵(標高300m程度)に沿って、北から南へ流れる富雄川(県道7号枚方大和郡山線)沿いに霊山寺があります。
霊山寺の南には、矢田寺(紫陽花の寺)がありますので、阪奈道路(県道1号線)から来る場合は、そのあたりの名前を探しながら来ると良いかもしれません。

この霊山寺は、お寺に洋風のばら庭園があるのも珍しいのですが…
入口には鳥居があり、参道にはさつき等の花が咲いていて…この花の参道は辨天堂まで続いていました。
奥之院の弁才天を昭和10年(1935)に現在の場所に勧請して、辨天堂を建立したとありました。
辨天堂の奥には、黄金殿・白金殿があり…なんか派手…(^_^;)

御本尊の薬師如来をお祀りする本堂(国宝)に出て、ようやく古刹の重厚な雰囲気が漂ってきました。
奥之院へは、本堂から西約1kmの山中にあり…今回はそこまでは行きませんでしたが、良い運動になるだろう…と思います。

主要伽藍を1周して、汗だくになったので、薬師湯(600円)を利用することにしました。
お寺のお風呂なので、あまり期待していなかったのですが…ちゃんと設備が整っていました。
ドライヤーあるし、サウナあるし、マッサージチェアもあり…お風呂の裏にはゴルフ練習場も…(^_^;)。

変わったお寺やなぁ…と思い…帰宅しました。
☆バラ庭園につきましては、次の記事に載せます。

◇登美山鼻高 霊山寺
奈良県奈良市中町3879 TEL0742-45-0081
入山拝観料:大人500円(バラの時期は600円)
【電車・バス】近鉄奈良線「富雄駅」から、奈良交通バスで「霊山寺前」下車。
【車】阪奈道路(県道1号線)「三碓出入口」から、県道7号線(枚方大和郡山線)を南へ約5分。
第二阪奈有料道路「中町ランプ」から、県道7号線を北へ約5分。
(奈良方面からは「中町ランプ」では流出できません)
〈バラの見頃:5月中旬~6月中旬、10月中旬~11月中旬〉

Written by むねこ

2012年6月9日 @ 6:55 AM

1件のフィードバック

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