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「日本の世界遺産」「国宝・史跡・名勝」「日帰り温泉」を巡る、旅ブログを主に綴っています。

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崇神天皇山辺道勾岡上陵と御陵餅

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前の記事」(天理市柳本 長岳寺のカキツバタ)のつづきです。
龍王山の麓にある「釜ノ口山 長岳寺」の南側に崇神天皇陵があり、長岳寺を拝観後、そのまま歩いて行きました。
( JR桜井線「桜井駅」と「天理駅」のほぼ中間点、国道169号線沿いに崇神天皇陵があります)

「古事記」で、崇神天皇の条に「御陵は山辺の道のまがりの岡の上にあり」と記され、同じく景行紀には「御陵は山辺の道上にあり」とあります。

第10代崇神天皇は、第9代開化天皇の第二子で、母は皇后伊香色謎命と伝えられています。
大和政権の初期の三輪王朝の初代大王ともいわれる人物です。

御陵は前方部を北西に向けた前方後円墳で、大和古墳群のほぼ中央に位置しております。
龍王山西麓の緩斜面に築かれたため、東西で高低差が生じており、そのため周濠が合計3ヶ所の渡土堤によって区画されています。
墳丘は後円部・前方部共に3段築成と考えられており、埴輪・土器が出土しています。
外周には高く積み上げられた堤が廻りますが、これは江戸時代末に柳本藩が行った、修陵事業によるもので古墳築造当時の姿とは異なっているようです。(看板より)

この日の「山の辺の道」は、ハイキング日和で、大変気持ちが良かったです。
崇神天皇陵の駐車場から、国道169号線を挟んだ向かい側に、和菓子店「御陵餅本舗」さんがありました。
名物の「御陵焼餅」は、前方後円墳の形をした焼き餅で、皮は白とヨモギがあり、中にはつぶあんが詰まっています。
柔らかいのに香ばしくて、美味しかったですよ(*^_^*)。

☆ちなみに以前、「山の辺の道」に行った時の記事です↓。
桜井市 大神神社(おおみわじんじゃ)
天理市 石上神宮(いそのかみじんぐう)

◇山辺道勾岡上陵(崇神天皇陵)
所在地:天理市柳本町(JR柳本駅 徒歩10分)
[長岳寺大門から徒歩約5分]

◇御陵餅本舗(崇神天皇御陵前)
奈良県天理市柳本町1536 TEL0743-66-3035
アクセス:JR桜井線(万葉まほろば線)柳本駅から東へ徒歩約700m。
〈御陵焼餅(1個)147円、みたらし団子(5本)420円〉

Written by むねこ

2012年5月18日 at 5:01 午後

吉野町 葛餅と三茶屋

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前の記事」(吉野山 上千本の桜と吉野水分神社)のつづきです。
奈良県吉野山の上千本の桜を観に行きました。
中千本から上千本の吉野水分(みくまり)神社に徒歩で登り…
クタクタになりながら休憩した所で…葛餅をいただきました。

吉野山の桜は、シロヤマザクラを中心に約200種3万本あるそうです。
シロヤマザクラは下・中・上・奥の4箇所に密集していて、山下から山上へ順に開花して行きます。
私が行ったのは2012年4月21日でしたが、上千本が満開で、下・中千本は散り始めでした。

吉野山の標高は…
◇吉野山 青根ヶ峰:標高858m
○下千本:標高230m~350m(金峯山寺蔵王堂あたり)
○中千本:標高350m~370m(吉水神社・如意輪寺あたり)
○上千本:標高370m~590m(花矢倉展望台・吉野水分神社あたり)
○奥千本:標高590m~750m(金峯神社あたり)

…ですので、1km歩くと行っても坂道です。つらいです。
それで、帰りに東吉野村の日帰り温泉施設「たかすみ温泉」に立ち寄ることにしました。

吉野見附三茶屋は、吉野山から国道169号線を東へ、県道28号線と国道370号線の交差点にあります。
「工房街道」の交流活動拠点として、2010年4月にオープンしたそうです。
奈良県東部中山間地域の伝統的な工房の作品を展示・販売、地域の農産品などを販売する施設。
木工制作や紙漉き体験など「ものづくり」(要予約)が体験できる施設。
郷土料理や各種定食等の食事をいただける施設があります。

県道28号線は、思っていたよりも走りやすい快適道路でした。
吉野山の観桜シーズンの人人人…スゴイ人…とは、打って変わって…。
ここは静かで、まだ街道の桜並木も咲いていました(*^_^*)。

「たかすみ温泉」に行く途中、お昼御飯がまだだったので、ここで昼食にしました。
旬野菜と山菜が主な料理は、素朴でかつ美味しかったです。
私もようやく、重曹で山菜をアク抜きすると言うのを覚えましたので…
お野菜の煮物は、質素ですが手間がかかる料理だと思い…ありがたくいただきました。

◇吉野山
所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山
桜の種類:シロヤマザクラ 本数:約3万本
公園の広さ:約50ヘクタール
アクセス:近鉄「吉野駅」下車、ロープウェイ+バスか徒歩で散策。
吉野大峯ケーブル自動車株式会社:http://www.yokb315.co.jp/top.htm
[奈良市街から国道24・169号線橿原経由で約45km]
駐車場:吉野山観光駐車場200台、吉野駅周辺約100台、如意輪寺約50台、上千本周辺約100台
(桜の時期は、有料(1500円)・マイカーの乗入れ規制有)

◇吉野見附三茶屋(よしのみつけみっちゃや) レストラン「松茶屋」
奈良県吉野郡吉野町三茶屋328-1 TEL0746-35-7711
営業時間:11:00~20:00 定休日:火曜日/年末年始
アクセス:名阪国道「針IC」から国道369・370号線榛原経由で約25km。
[吉野山(近鉄「大和上市駅」)から国道169号・県道28号線を東北へ約11km]
吉野町のWebページ:http://www.town.yoshino.nara.jp/mitsuke/

Written by むねこ

2012年4月26日 at 1:28 午前

伏見区 醍醐寺 門前の甘味

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前の記事」(醍醐寺の桜)のつづきです。
2012年4月7日に京都市伏見区の醍醐寺に行きました。

桜の季節の醍醐寺は非常に美しいですが、拝観者も多く賑わいます。
特に三宝院の大玄関の横のしだれ桜には、常に沢山の人たちが…

今回は、お坊さんの案内があり、三宝院の西側にある修証殿の方に初めて行きました。
修証殿の南側には、憲深林苑があり、そこにもしだれ桜がありました。
そして、桜を見ながら楽しめる野点席(お茶席)もありました。
隠れた奥にこんな所があったのですねぇ…発見です。

三宝院を拝観した後、霊宝館の西側(雨月茶屋の前)に出店が出ていたので休憩をしました。
まだAM10時前でしたが、温まるものを…と思い、うどんをいただきました。

この後、霊宝館などを拝観し、AM11時過ぎにはお寺を出る事にしました。
総門の前の「醍醐道」は、駐車場に入れない車が列をなしていました。
京都の桜のシーズンは、ひどく渋滞しますので、早い目にスタートしないと酷い目にあいますね(-_-;)。

醍醐寺の総門前に甘味屋さんを見つけました。
八ツ橋のお店「京栄堂」さんです。おみやげに「つつみ生八ツ橋」を買いました。
初めて見る食べ物です。
あん入り生八ツ橋を、三笠の生地で優しく包んだもの…だそうです。
店内の試食は、焼き立てでした。
どら焼きのような食感で、ニッキの香りもして… 好みの味でした…(*^_^*)。

醍醐寺のしだれ桜は、見事ですね。

◇真言宗醍醐派 総本山醍醐寺
京都府京都市伏見区醍醐東大路町22 TEL075-571-0002
拝観時間:9:00~17:00(12月第1日曜の次日~2月末は9:00~16:00)
拝観料:伽藍600円、三宝院600円、霊宝館600円(共通券も有)。
【電車】地下鉄東西線「醍醐駅」(外環状線)から東方向へ、約800km(徒歩10分)。

◇京栄堂 醍醐店
京都府京都市伏見区醍醐中山町13  TEL075-574-2028
(醍醐寺総門から徒歩2分)

Written by むねこ

2012年4月15日 at 12:09 午前

広島の旅 宮島の名物甘味

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前の記事」(宮島 厳島神社周辺)のつづきです。
1日目の呉市観光の翌日は、早朝から宮島に向かいました。

宿泊は、呉市と廿日市市の中間に位置する広島港(宇品)の近くの「グランドプリンスホテル」にしました。
連泊(2泊)素泊まり(温泉付き)にして、旅費を節約です(^_^;)。
国道2号線の渋滞をさける為、朝食抜きで「宮島口桟橋」へと車で走りました。

到着したのはAM8時前で、8:00発のフェリー(宮島松大汽船)に乗ることができました。
宮島口桟橋から宮島へのフェリーは、JR西日本宮島フェリーもあり、料金はいずれも片道170円です。
8:00~18:00は、だいたい1時間に4便×2社=8便あるので、往復切符を買う必要はないと思います。

宮島口桟橋(本州側)に車を停め、フェリーに乗船。10分で宮島に到着。
宮島に上陸し、厳島神社に向かいます。当然ですが、表参道商店街はまだ営業していません…
鹿が出迎える海側の参道を歩いていると、引き潮で大鳥居の根本まで歩く人の姿が見えました。

この日は、干潮が6:26、満潮が12:35でしたので、干潮は観られないと思っていたのですが。
干潮時の潮位が28cm、満潮時の潮位が333cmでしたので、朝の8時過ぎでも潮位が100cm以下だったようです。
ぜひ、「潮の干・満の表」をチェックしておいてください。
それで、干潮時と満潮時の2回、厳島神社を参拝することにしました(再入場可)。

1回目の参拝を終え、大願寺→清盛神社→豊国神社経由で表参道商店街に行きました。
朝食抜きでしたので、いい匂いにつられて…「もみじ饅頭」を店内でいただきました。
宮島が「もみじ饅頭」の発祥の地だそうで、店内で製造をしている為、焼き立てをいただけます。
さらに、宮島でしか味わえない「変り種」もあります。
いろんなお店で、いろんな変り種のもみじ饅頭を買ってまわりました(*^_^*)。

表参道商店街のお食事処「宮島 いな忠」さんの店頭で、アナゴを焼いていて…
AM10:30~営業されていたので、入りました。
ここで「あなごめし」をいただきました。
地アナゴにこだわる老舗店のようで、身の引き締まったアナゴを香ばしく焼きあげていました。

その後、宮島桟橋前広場で「宮島かき祭り(2月の第2土・日)」が開催されていたので、行ってみたのですが…
AM11時過ぎの時点で、各販売コーナではもう行列が出来ていました。
しばらく、ここで時間をつぶし、2回目の厳島神社の参拝に行きました。

2回目の参拝を終えて、表参道商店街に行くと、身動きがとれないほどの人人人…
さらに、「かき祭り」の方に行くと、もっとスゴイ人で…
こんな小さな島に、何人の人が上陸したのだろう…と驚きました。

早朝から厳島神社参拝を済ませ、AM11時前にお昼ご飯も済ませておいて良かった…
…とつくづく思いました。

◇宮島 表参道商店街
アクセス:宮島口桟橋(本州側)→宮島へフェリーで約10分→宮島桟橋から約500m(徒歩約5分)。
【電車】広島駅からJR山陽本線で25分(400円)「宮島口駅」下車、駅から「宮島口桟橋」へ徒歩3分。
広島駅から広島電鉄宮島線で1時間「広島電宮島口」下車、駅から「宮島口桟橋」へ徒歩1分。
【車】広島岩国道路「廿日市IC」または「大野IC」から「宮島口桟橋」へは国道2号線で約4km(10分)。

◇坂本菓子舗
広島県廿日市市宮島町455 TEL0829-44-0380
営業時間:8:30~17:00
主要商品: もみじ饅頭・杓子せんべい

◇宮島 いな忠
広島県廿日市市宮島町507-2 TEL0829-44-0125
営業時間:10:30~15:30 店休日:毎週木曜日

Written by むねこ

2012年4月11日 at 9:46 午前

奈良月ヶ瀬梅林の茶屋 花より草もち 3.24

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前の記事」(奈良月ヶ瀬尾山 真福寺~帆浦梅林の梅)のつづきです。
2012年3月24日に奈良の月ヶ瀬梅林に梅を観に行きました。

今年は、寒かったせいか、梅の開花が2週間ほど遅れたそうです。
24日に行った時も、川沿いは5~7分咲き、南斜面は3~5分咲き、西・北斜面はチラホラ…だったように思います。
月ヶ瀬梅林は、標高が高い(200m~300m)ため寒いようで、今年は、4月に入っても梅が楽しめそうです。

月ヶ瀬尾山の帆浦梅林~天神梅林の遊歩道を散策していると、茶屋が数件あります。
この茶屋は、お土産が店頭に並び、うどん・おでん・甘酒などを座っていただける席がある…って感じです。

朝8時半ごろ、真福寺から降りた「一目八景」にある、開店前の茶屋で、おばあさん達が「草もち」を作っておられ…。
覗いていると、「つきたて食べるか?」と声を掛けてもらえ…。
お餅をこねているその手から、出来立てをいただきました(^^)!。
草もち1個100円です。

一目八景~帆浦梅林~天神梅林を歩く間(約700m)、「焼き草もち」や「こんにゃく」を店頭で売っている茶屋もあり…。
「休憩して行き、お茶(無料)もあるし」と気さくに言ってもらい、こんにゃくを買い「いっぷく」しました。
月ヶ瀬では茶畑もあり、お茶の産地でもあるようです。
お隣が、京都府の南山城(宇治茶の産地)ですので、適しているのでしょうね。

結局、ほとんどの茶屋で会話をして、なにやら買い物をし…
かきもち・漬物・こんにゃく・しいたけ…夕飯の野菜まで…(^^ゞ
どれも月ヶ瀬で生産されたものらしく、お安く美味しかったです。

今年2回目の奈良市月ヶ瀬…とても良いところでした。
今度は、梅干し用の梅を買いにこようかなぁ…(*^_^*)

Written by むねこ

2012年3月27日 at 10:24 午後

カテゴリー: おでかけ(奈良), グルメ

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嵯峨釈迦堂 清凉寺の名物甘味

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前の記事」(嵯峨釈迦堂 清凉寺の梅)のつづきです。
3月14日、京都市右京区の嵯峨釈迦堂 清涼寺~嵯峨二尊院~嵯峨小倉山 常寂光寺を散策しました。
今年は寒くて梅の開花が遅れていましたが…行った日は、みごとに咲いていました♪

嵯峨釈迦堂 清凉寺の境内には、ゆどうふ屋さんと、あぶり餅屋さんがあります。

「あぶり餅」というと…以前にも記事にしました「今宮神社門前の名物甘味」ですが…
清凉寺境内の「大文字屋」さんは、嵯峨釈迦堂-五台山清凉寺千二百年を期に創業したのだそうです。
さんざん歩き回って…休憩にいただく甘味は格別です(*^_^*)。白味噌だれウマー。

ゆどうふの方は、お昼で3,675円です。予算がないので、麩まんじゅうをお土産に買いました。

◇嵯峨乃 あぶり餅 総本家 大文字屋
◇ゆどうふ 竹仙
京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46 清凉寺境内
【電車】JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約10分。京福電鉄嵐山線「京福嵐山駅」下車徒歩約10分。
清凉寺駐車場あり(東側清凉寺道より入る)

二尊院から常寂光に行く途中、「小倉百人一首文芸苑」と「落柿舎」がありました。

小倉百人一首文芸苑の看板には、こう書いていました。
「小倉百人一首は、古今集から続後撰集に至る十種の歌集から撰歌されています。ここでは、八番目の勅撰集である新古今集から選ばれた十四首の歌を紹介しています。」
嵐山・嵯峨野には、この様な歌碑が、5地区にあるようです。
◇所在地:京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町

そして落柿舎は、松尾芭蕉の弟子、向井去来の閑居の跡として知られています。
芭蕉も晩年、三度この庵を訪れ、名作「嵯峨日記」を著したそうです。
◇所在地:京都府京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20

歌碑や句碑をめぐる散策も楽しそうですねぇ(^_^)。
○参考までに…「京都・嵐山 小倉百人一首殿堂 時雨殿」のWebページです↓
http://www.shigureden.or.jp/

Written by むねこ

2012年3月23日 at 12:18 午後

カテゴリー: おでかけ(京都), グルメ

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北野天満宮の名物甘味

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前の記事」北野天満宮の梅のつづきです。
3月11日に京都市上京区の「北野天満宮」に梅を観に行きました。

北野天満宮の東門側に「長五郎餅」境内茶店があります。
毎月25日(天神さんの縁日)に出店しているらしいです。
…が、梅苑のシーズン土・日曜日も開いているようです(*^_^*)。

長五郎餅とは、天正年間から400年以上も続く名品で、薄い餅皮に餡を包んだ餅菓子です。
天正15(1587)年、太閤秀吉が開いた北野大茶会の際用いられたという由緒正しきお餅らしいです。
非常に柔らかい餅皮で、おいしかったですよ!(^^)!。

梅を見に行った日は、寒の戻りですごく寒い日でした。
梅苑が開くまで時間があったので、お茶席で休憩することにしました。
火鉢が置いてあり、3月だというのにこれが立ち去り難いくらいに、有難かったです。

◇「長五郎餅」北野天満宮 境内茶店
京都府京都市上京区馬喰町 北野天満宮 境内
営業時間:AM9:00~PM5:00
営業日:毎月25日 その他、北野天満宮での行事のある日

洛中まできましたので、歴史街道スタンプラリーのスタンプ設置箇所の「京都文化博物館」に寄りました。
京都文化博物館は2011年7月9日にリニューアルオープンしました。
京都の歴史、美術、文化を「ほんまもん」の資料や作品でわかりやすく紹介しています。
別館建物は、重要文化財に指定されています。
明治の建築物で、旧日本銀行京都支店だったものを博物館として、公開・活用しています。

ここでスタンプを押すと、6種類を集めることが出来ましたので、応募者全員プレゼントを貰いました。
ちなみに、歴史街道スタンプラリーに応募すると、「歴史街道各地の物産」や「ペア宿泊券」が当たるかも…。

◇京都文化博物館
京都府京都市中京区三条高倉 TEL075-222-0888
開館時間:10:00~19:30(特別展は10:00~18:00)
料金:一般500円(特別展は別途)〈1Fは無料〉
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始。
アクセス:地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池駅」から徒歩約3分。京阪本線「三条駅」から徒歩約15分。

Written by むねこ

2012年3月19日 at 12:30 午前

東寺東門前 名物甘味

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6月に食べる和菓子とされている「水無月(みなづき)」。
小豆を外郎(ういろう)に載せたお菓で、小豆は魔よけの力を持つ邪気を払うものとし、また、三角の形をしているのも、魔よけ、厄病よけ、の意味が込められているのだそうです。

京都で花菖蒲を観たついでに、東寺の東門近くの「東寺鳴海餅」さんに寄りました。
思っていた以上にやわらかく、みずみずしく滑らかな味わいでした。
水無月は5個入り1,050円。…らしいのですが。
行った日は、「何個からでもいいですよ」と言われ、生菓子なので…と3個にしました。
…それと茶団子を1本(^^ゞ。

ここまで来たのだし、「東寺餅」も味見したい…と思い寄りました。
東寺餅は、ふんわりして美味しかったのですが、ニッキと黒ゴマがきいた「亥の子餅」が、香ばしくおいしかったです。
東寺餅、亥の子餅は、1個130円です。

◇「東寺鳴海餅」
京都市南区西九条東寺道猪熊通角 TEL 075-691-7217
近鉄京都線「東寺駅」から徒歩で5分。

◇「東寺餅」
京都市南区東寺東門前町88 TEL 075-671-7639

Written by むねこ

2011年6月16日 at 9:39 午後

宇治市 平等院表参道

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前の記事」(平等院の藤)のつづきです。
平等院は、京都府宇治市宇治蓮華にある寺院です。
平安時代の後期、1052年に宇治関白藤原頼通が、父道長の別荘を寺院に改めたものです。

宇治は、平安時代の中頃に紫式部が書いた「源氏物語」の「宇治十帖」の舞台です。
宇治橋西づめに、紫式部像と夢浮橋の古蹟碑があります(宇治川は南から北へ流れています)。
ここが、平等院表参道の入り口で、南方向へ…平等院正門へとつづきます。
表参道には、宇治茶の老舗店が多く並び、ちょうど今は新茶の季節です。
そして、店先には藤の鉢植えが置いてあり、鼻も目も楽しませてくれます(*^_^*)。

宇治は、文部科学大臣が選定する「文化的景観」に選ばれたそうです。
現在の街路・街区は、藤原氏が行なった都市計画によって構成された地割の痕跡を留め、重層的に発展した計画的な街区と、茶文化によって形成される文化的景観であるとして選定されました。

源氏物語の宇治十帖の古跡があり、世界遺産の「平等院」「宇治上神社」が残り、平安時代の痕跡を良く残す地区なのですねぇ(p_-)。
平等院の東側、宇治川沿いにある「あじろぎの道」にある「宇治市観光センター」は、歴史街道スタンプラリーのスタンプ設置箇所でした。

◇宇治平等院表参道 公式ホームページ
http://b-omotesando.com/

◇宇治市観光センター
京都府宇治市宇治塔川2 Tel:0774-23-3334
開館時間:9:00~17:00(年末年始等変更あり)
【電車】京阪宇治線「宇治駅」下車徒歩10分。JR奈良線「宇治駅」下車徒歩15分。
【車】京滋バイパス宇治東ICより府道7・3号線経由約2km(約8分)。
(注意 大阪方面よりは京滋バイパス宇治西IC下車)
宇治駐車場(平等院南門前):有料1日700円

◇宇治市観光イラストMAP↓
http://www.kyoto-uji-kankou.or.jp/others/map/smap.htm

Written by むねこ

2011年5月9日 at 7:37 午後

三室戸寺境内の茶屋

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前の記事」(三室戸寺のツツジ)のつづきです。
三室戸寺(みむろとじ)は、京都府宇治市菟道滋賀谷にある寺院です。
庭園は五千坪で、ツツジが二万株、シャクナゲが一千本、アジサイが一万株植えられています。
5月上旬の時期はツツジが見ごろです(*^_^*)。

三室戸寺の庭園に「花の茶屋」というお店がありました。
ちょうどツツジを見るのに良い位置に野点席があり、ここでいっぷくしました。

ここの茶店は、パフェなんかもあり、オシャレなメニューです。
「岩井製菓」という京飴屋さんが経営するお店で、庭園のオープン期間中のみ営業しているようです。
●しゃくなげ・つつじ園の開園期間:平成23年4月23日~5月15日
●あじさい園の開園期間:平成23年6月1日~7月10日

三室戸寺に来る前に、こちらの門前町を調べたのですが、特にヒットがなく…。
行ってみたら、周囲は住宅街、門前は三室戸寺の駐車場(有料)でした(^^ゞ。
「花の茶屋」は京飴屋さんのお店だから、今度はひやしあめをいただこう。

-おまけ-
三室戸寺本堂前に狛牛と対面して狛兎がありました。
この地域は、古来より菟道(うじ)と称され、宇治の中心地でもあったそうです。
第15代応神天皇の皇子菟道稚郎子の宮居の跡が、宇治橋の上流宇治川の右岸にあり、今は世界遺産の「宇治上神社」になっています。

◇西国第十番札所 明星山 三室戸寺
京都府宇治市菟道滋賀谷21 Tel:0774-21-2067 拝観料:500円
京阪三室戸駅より1.0km、京阪宇治駅より1.5km、JR宇治駅より2.0km
駐車場有(有料500円)

◇株式会社岩井製菓
京都府宇治市莵道丸山203-3 Tel:0774-21-4023
http://www.iwaiseika.com/
飴屋通信(花の茶屋):http://ameya.exblog.jp/i6/

Written by むねこ

2011年5月7日 at 11:20 午後