むねこのICTスペース

「日本の世界遺産」「国宝・史跡・名勝」「日帰り温泉」を巡る、旅ブログを主に綴っています。

Posts Tagged ‘国の特別名勝

木津川市 当尾の里 浄瑠璃寺(九体寺)

leave a comment »

前の記事」(木津川市 当尾の里 岩船寺の紫陽花)のつづきです。
浄瑠璃寺(じょうるりじ)は、京都府木津川市加茂町西小札場の「当尾(とうのお)の里」にある真言律宗の寺院です。
山号は小田原山。
当尾(浄瑠璃寺地域)は、京都府歴史的自然環境保全地域に指定され、岩船寺から浄瑠璃寺へは、府道752号線を西へ約2.2kmの位置にあります。

寺号は、創建時の御本尊(三重塔の内陣に安置されている)、薬師仏の浄土「浄瑠璃世界」から付けられました。
中央の宝池を挟んで、東方浄瑠璃浄土の薬師仏を東に、西方極楽浄土の阿弥陀仏を西に配した、平安時代後期(藤原時代)の日本が生みだした浄土式伽藍がただ一つ完全に残されてきた寺です。

九体阿弥陀堂(国宝)

梵字の阿字をかたどったといわれる宝池を中心にして、東に東方本尊の薬師仏(秘仏 重文)を安置する三重塔(国宝)が、西に西方本尊の九体阿弥陀仏(国宝)を安置する本堂(九体阿弥陀堂 国宝)が建っています。
藤原時代には、京都を中心に競って建立された九体阿弥陀仏と、それをまつるための横長の堂(正面11間、側面4間)も、現存する唯一のものです。

庭園は、国の特別名勝及史跡に指定されています。
派手さはないですが、草花が咲き、蝶が舞い、鳥のさえずりが良く似合う、落ち着いた雰囲気の庭園でした。
これまで、京都・奈良の世界遺産の寺院を巡りましたが、平安時代の雰囲気を感じる庭園を観たのは、ここが初めてでした。

つづきを読むからは、フォトギャラリー9枚です。
続きを読む »

Written by むねこ

2012年6月21日 at 5:13 午前

伏見区 醍醐寺 門前の甘味

leave a comment »

前の記事」(醍醐寺の桜)のつづきです。
2012年4月7日に京都市伏見区の醍醐寺に行きました。

桜の季節の醍醐寺は非常に美しいですが、拝観者も多く賑わいます。
特に三宝院の大玄関の横のしだれ桜には、常に沢山の人たちが…

今回は、お坊さんの案内があり、三宝院の西側にある修証殿の方に初めて行きました。
修証殿の南側には、憲深林苑があり、そこにもしだれ桜がありました。
そして、桜を見ながら楽しめる野点席(お茶席)もありました。
隠れた奥にこんな所があったのですねぇ…発見です。

三宝院を拝観した後、霊宝館の西側(雨月茶屋の前)に出店が出ていたので休憩をしました。
まだAM10時前でしたが、温まるものを…と思い、うどんをいただきました。

この後、霊宝館などを拝観し、AM11時過ぎにはお寺を出る事にしました。
総門の前の「醍醐道」は、駐車場に入れない車が列をなしていました。
京都の桜のシーズンは、ひどく渋滞しますので、早い目にスタートしないと酷い目にあいますね(-_-;)。

醍醐寺の総門前に甘味屋さんを見つけました。
八ツ橋のお店「京栄堂」さんです。おみやげに「つつみ生八ツ橋」を買いました。
初めて見る食べ物です。
あん入り生八ツ橋を、三笠の生地で優しく包んだもの…だそうです。
店内の試食は、焼き立てでした。
どら焼きのような食感で、ニッキの香りもして… 好みの味でした…(*^_^*)。

醍醐寺のしだれ桜は、見事ですね。

◇真言宗醍醐派 総本山醍醐寺
京都府京都市伏見区醍醐東大路町22 TEL075-571-0002
拝観時間:9:00~17:00(12月第1日曜の次日~2月末は9:00~16:00)
拝観料:伽藍600円、三宝院600円、霊宝館600円(共通券も有)。
【電車】地下鉄東西線「醍醐駅」(外環状線)から東方向へ、約800km(徒歩10分)。

◇京栄堂 醍醐店
京都府京都市伏見区醍醐中山町13  TEL075-574-2028
(醍醐寺総門から徒歩2分)

Written by むねこ

2012年4月15日 at 12:09 午前

伏見区 醍醐寺の桜

with 2 comments

近所のソメイヨシノが咲き始める前の…
2012年4月7日、京都市伏見区の醍醐寺へ行きました。

洛南のしだれ桜は、ソメイヨシノより早く開花します。
醍醐寺のしだれ桜は、5部~7分咲きでした。

霊宝館のしだれ桜

醍醐寺は、真言宗醍醐派の総本山です。
弘法大師の孫弟子、理源大師・聖宝が、貞観16(874)年に創建。
開創後、醍醐・朱雀・村上の三代(第60~62代)にわたる天皇の帰依により、山上山下にまたがる大伽藍が整いました。
応仁の乱で、下醍醐は五重塔(国宝)を残して焼失、上醍醐も荒廃後、豊臣秀吉・秀頼によって再建されました。

三宝院は、建造物の大半が重文に指定されていて、中でも表書院は国宝に指定されています。
三宝院庭園は、国の特別史跡・特別名勝に指定されています。
庭園は、秀吉が「醍醐の花見」に際して、自ら設計をしたそうです。
(三宝院の建物の中、庭とも撮影は禁止です)

つづきを読むからは、フォトギャラリー9枚です。
続きを読む »

Written by むねこ

2012年4月13日 at 11:58 午後

広島の旅 宮島の名物甘味

leave a comment »

前の記事」(宮島 厳島神社周辺)のつづきです。
1日目の呉市観光の翌日は、早朝から宮島に向かいました。

宿泊は、呉市と廿日市市の中間に位置する広島港(宇品)の近くの「グランドプリンスホテル」にしました。
連泊(2泊)素泊まり(温泉付き)にして、旅費を節約です(^_^;)。
国道2号線の渋滞をさける為、朝食抜きで「宮島口桟橋」へと車で走りました。

到着したのはAM8時前で、8:00発のフェリー(宮島松大汽船)に乗ることができました。
宮島口桟橋から宮島へのフェリーは、JR西日本宮島フェリーもあり、料金はいずれも片道170円です。
8:00~18:00は、だいたい1時間に4便×2社=8便あるので、往復切符を買う必要はないと思います。

宮島口桟橋(本州側)に車を停め、フェリーに乗船。10分で宮島に到着。
宮島に上陸し、厳島神社に向かいます。当然ですが、表参道商店街はまだ営業していません…
鹿が出迎える海側の参道を歩いていると、引き潮で大鳥居の根本まで歩く人の姿が見えました。

この日は、干潮が6:26、満潮が12:35でしたので、干潮は観られないと思っていたのですが。
干潮時の潮位が28cm、満潮時の潮位が333cmでしたので、朝の8時過ぎでも潮位が100cm以下だったようです。
ぜひ、「潮の干・満の表」をチェックしておいてください。
それで、干潮時と満潮時の2回、厳島神社を参拝することにしました(再入場可)。

1回目の参拝を終え、大願寺→清盛神社→豊国神社経由で表参道商店街に行きました。
朝食抜きでしたので、いい匂いにつられて…「もみじ饅頭」を店内でいただきました。
宮島が「もみじ饅頭」の発祥の地だそうで、店内で製造をしている為、焼き立てをいただけます。
さらに、宮島でしか味わえない「変り種」もあります。
いろんなお店で、いろんな変り種のもみじ饅頭を買ってまわりました(*^_^*)。

表参道商店街のお食事処「宮島 いな忠」さんの店頭で、アナゴを焼いていて…
AM10:30~営業されていたので、入りました。
ここで「あなごめし」をいただきました。
地アナゴにこだわる老舗店のようで、身の引き締まったアナゴを香ばしく焼きあげていました。

その後、宮島桟橋前広場で「宮島かき祭り(2月の第2土・日)」が開催されていたので、行ってみたのですが…
AM11時過ぎの時点で、各販売コーナではもう行列が出来ていました。
しばらく、ここで時間をつぶし、2回目の厳島神社の参拝に行きました。

2回目の参拝を終えて、表参道商店街に行くと、身動きがとれないほどの人人人…
さらに、「かき祭り」の方に行くと、もっとスゴイ人で…
こんな小さな島に、何人の人が上陸したのだろう…と驚きました。

早朝から厳島神社参拝を済ませ、AM11時前にお昼ご飯も済ませておいて良かった…
…とつくづく思いました。

◇宮島 表参道商店街
アクセス:宮島口桟橋(本州側)→宮島へフェリーで約10分→宮島桟橋から約500m(徒歩約5分)。
【電車】広島駅からJR山陽本線で25分(400円)「宮島口駅」下車、駅から「宮島口桟橋」へ徒歩3分。
広島駅から広島電鉄宮島線で1時間「広島電宮島口」下車、駅から「宮島口桟橋」へ徒歩1分。
【車】広島岩国道路「廿日市IC」または「大野IC」から「宮島口桟橋」へは国道2号線で約4km(10分)。

◇坂本菓子舗
広島県廿日市市宮島町455 TEL0829-44-0380
営業時間:8:30~17:00
主要商品: もみじ饅頭・杓子せんべい

◇宮島 いな忠
広島県廿日市市宮島町507-2 TEL0829-44-0125
営業時間:10:30~15:30 店休日:毎週木曜日

Written by むねこ

2012年4月11日 at 9:46 午前

広島の旅 宮島 厳島神社周辺

with one comment

前の記事」(宮島 厳島神社)のつづきです。
前の記事で、寝殿造りは、平安時代の都の高位貴族住宅の様式で、南の庭に面して建てられている…
と書きました。
しかし、厳島神社の御本社正面は北西方向を向いています。もろ逆光でした…(-_-;)。

島全体を御神体として、本州側から船で参拝をしていたので、本州側(北西方向)を向いていると考えます。
ですから、下の案内図は、南が上で見ます(^^ゞ。
厳島神社の入口は東側で、まず「摂社の客神社」があり、回廊で各建物を結び、中央に「御本社」、西側に「大国神社」「天神社」「能舞台」などがあり、西側が出口です。

宮島 案内図

厳島神社の東側の高台に「末社 豊国神社」と「五重塔」、南側の弥山中腹に「大聖院」、西側に「大願寺」「多宝塔」「清盛神社」、北側に「大鳥居」があります。

○「豊国神社」…天正15年(1587)に豊臣秀吉が、大経堂(読経所)として建立したもの。明治初年の神仏分離の際、仏像は大願寺に移し厳島神社末社となる。重要文化財。
○「大願寺」…日本三弁財天の一つ厳島弁財天を祀り、明治維新までは厳島神社の修理造営を司っていました。
○「大聖院」…真言宗御室派の大本山。明治維新まで厳島神社の別当職として祭祀を司ってきました。大同元年(806)に弘法大師が、弥山の上で修行をして開基したと伝えられます。
○「清盛神社」…御祭神:平清盛公。昭和29年の清盛公没後770年を期に、三翁神社から御祭神を遷座創建されました。

つづきを読むからは、フォトギャラリー8枚です。
続きを読む »

Written by むねこ

2012年4月10日 at 2:17 午後

広島の旅 宮島 厳島神社

with one comment

前の記事」(広島に行ってきました)のつづきです。
1日目の呉市観光の翌日は、朝から廿日市市の「宮島」に向かいました。

この日は、干潮が6:26、満潮が12:35でしたが、干潮時の潮位が28cm、満潮時の潮位が333cmでしたので、朝の8時過ぎでも潮位が100cm以下だったようで、厳島神社の干潮時・満潮時の両方を観る事ができました。
○「潮の干・満の表」をチェックしておでかけください(^_-)。

☆この日の写真(34枚)は、Windows live でフォトアルバムにしました。
フォト h 宮島 厳島神社(世界遺産・国宝)2012.2」です。

太古より、宮島は島全体をご神体としてとらえており、人が住むことも許されない聖なる土地として言い伝えられていました。
宮島は神職や僧侶でさえ島に渡るのは祭祀の時のみで、人が住み始め、町が形成されたのは、鎌倉時代末期からだそうです。

宮島は全島が国の特別史跡・特別名勝、弥山北麓の原始林が国の天然記念物に指定されています。
さらに、平成8年(1996)嚴島神社とその背後の弥山一帯がユネスコの世界文化遺産に登録されました。

厳島神社は推古元年(593)、大和時代の安芸の豪族である佐伯鞍職により社殿の基礎が創建されました。
平安時代後期の仁安3年(1168)には、神主の佐伯景弘が平清盛の援助を得て、現在の様式の海上社殿に造営されました。
その後二度の火災を経て、現在の客神社は鎌倉時代の仁治2年(1241)に、御本社本殿は室町時代後期の元亀2年(1571)に再建されたものです。

平家が滅んだ後も、鎌倉幕府や室町幕府、地元の領主大内氏や毛利氏、また豊臣秀吉も嚴島神社を信仰し、篤く庇護しました。

厳島神社の社殿ですが、平安時代の寝殿造りの建築様式をよく残しています。
現存する寝殿造りの建物は、もう残っていない為、当時を知ることができる貴重な遺産と言われています。

寝殿造りは、平安時代の都の高位貴族住宅の様式で、寝殿(正殿)と呼ばれる中心的な建物が南の庭に面して建てられ、東西に対屋と呼ばれる付属的な建物を配し、それらを渡殿でつなぎ、更に東西の対屋から渡殿を南に出してその先に釣殿を設けたものです。

外観は、なんとなくですが…「平等院」に似ていると思いました。
平等院は、平安時代後期の1052年に宇治関白藤原頼通が、父道長の別荘を寺院に改めたものです。
平等院は前面は池ですが、厳島神社は海です。さらに潮の満ち引きにより姿を変えます。
壮大や奇抜な海上社殿だと言われるのも納得です(*^_^*)。

◇世界遺産 厳島神社
広島県廿日市市宮島町1-1 TEL0829-44-2020
アクセス:宮島口桟橋(本州側)→宮島へフェリーで約10分→宮島桟橋から約800m(徒歩約10分)。
【電車】広島駅からJR山陽本線で25分(400円)「宮島口駅」下車、駅から「宮島口桟橋」へ徒歩3分。
広島駅から広島電鉄宮島線で1時間「広島電宮島口」下車、駅から「宮島口桟橋」へ徒歩1分。
【車】広島岩国道路「廿日市IC」または「大野IC」から「宮島口桟橋」へは国道2号線で約4km(10分)。
【船】「宮島口桟橋」から、JR西日本宮島フェリーまたは宮島松大汽船で10分、「宮島桟橋」下船(片道170円)。
広島港から高速艇で22分(片道1800円)。
元安桟橋(平和公園そば)から世界遺産航路で45~55分(片道1900円)。
拝観料:300円。 時間:6時30分~18時(季節によって変更あり) 無休 Pなし
○厳島神社の主祭神は市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命の三女神です。

Written by むねこ

2012年4月7日 at 12:08 午前

福井市 一乗谷朝倉氏遺跡

with 3 comments

一乗谷は、福井市街から約10km東南方向の福井市城戸ノ内町にあります。
あのソフトバンクのCMの「白い犬のお父さん」の故郷としても知られるようになりましたが、「一乗谷朝倉氏遺跡」があるところです。

一乗谷には、戦国時代朝倉氏の城下町の跡がそっくり埋もれていました。
遺跡の発掘調査が、昭和42年から進められ、昭和46年には一乗谷城を含む278haが国の特別史跡に指定されました。
さらに、平成3年には諏訪館跡庭園、湯殿跡庭園、館跡庭園、南陽寺跡庭園を含む4,205平方mが国の特別名勝に指定されました。

朝倉義景館跡 唐門

CMでも登場しますが、「朝倉義景館跡の唐門」あたりが遺跡だろうと思っていたのですが、城下町がまるまる特別史跡になっていて、一乗城山の頂上付近(海抜473m)に一乗谷城跡があり、その山麓に「領主の館群跡」、一乗谷川を挟んで「武家屋敷群跡(町並立体復原地区)」「寺院と町屋群跡(平面復原地区)」…と広い…。
特別名勝の庭園は、義景館跡の上にあるので階段を登ります。
なめていた私が悪いのですが…城跡はともかく…ゼンブマワレナカッタ(T_T)。

-朝倉氏について-
朝倉氏の祖先は、但馬国養父郡朝倉(兵庫県養父市八鹿町)の豪族で、南北朝時代に朝倉広景が主家の斯波高経に従って越前に入国しました。
朝倉孝景の代、1467年の応仁の乱での活躍をきっかけに一乗谷に本拠を移し、斯波氏、甲斐氏を追放して越前を平定しました。
以後、孝景、氏景、貞景、孝景、義景と5代103年間にわたって越前の中心として繁栄しましたが、天正元年(1573年)織田信長に敗れ、朝倉氏は滅び、城下町も焼討ちにあいました。

つづきを読むからは、フォトギャラリー(8枚)です。
続きを読む »

Written by むねこ

2011年8月22日 at 2:03 午前

紀伊山地の霊場と参詣道 (熊野三山)

with 5 comments

お久しぶりです。過去のフォトの整理をしておりました(^^ゞ。
2009.10に「熊野三山」に行った時のものです。←ずっと気になっていた。

写真は、Windows live のフォトアルバムにupしました。
フォトw 熊野三山(世界遺産) 2009.10」です。

熊野古道は、熊野三山(本宮・新宮・那智山)に参るための信仰の道です。
平安中期から鎌倉時代にかけて上皇の度重なる熊野御幸をきっかけとして、大勢の人々が熊野を詣でたそうです。

紀伊山地は古都奈良や京都の南に位置します。
古代より自然信仰を起源とし、神々が鎮まる特別な地域と考えられていました。
「仏教」も、深い森林に覆われた紀伊山地の山々を「浄土」に見立て、山岳修行の舞台としました。
その結果、紀伊山地には、それぞれの起源や内容が異なる「吉野大峯」、「熊野三山」、「高野山」の三つの「山岳霊場」とそこに至る「参詣道」が生まれました。
その「紀伊山地の霊場と参詣道」は、2004年7月7日、世界遺産(文化遺産)に登録されました。

○むねこのフォト(モバイル)のページはこちら↓
mphotos 熊野三山(世界遺産)2009.10

熊野三山に行きたくなったきっかけは、「堂本剛の正直しんどい」を観てでした(^^ゞ。
↑なんとなく…行けそうな気がした。

私たちは、2日間で、紀勢自動車道から車で、熊野三山をお参りしただけですが…。
自宅~紀勢自動車道の紀勢大内山ICまでが約2時間。
紀勢大内山IC~新宮市(国道42号線)が約2時間。
新宮市~熊野本宮大社(国道168号線)が約40分。
ですから、AM3時過ぎに自宅を出発して、途中休憩をしながら、熊野本宮大社にはAM9時前に着きました。

1日目午前中、「熊野本宮大社」と「熊野速玉大社」は、わりと楽に参拝できました。
午後から、新宮市~那智勝浦の車の移動は、バイパスがあり、これまた順調でした。
が…那智山で苦戦です。「熊野那智大社」(標高約500m)の参道の石段が、467段とかなり長いです。
「熊野那智大社」に隣接して「青岸渡寺(西国三十三所第1番)」があり、境内の三重塔まで歩いて行くと1時間くらい掛かりました。
…ここでヘトヘトになり、筋肉痛…です(+_+)。

2日目に、あらためて「熊野古道大門坂」と「飛瀧神社(那智滝)」に行きました。
「飛瀧神社」の鳥居から石段を降りて、お滝拝所まで行きました(ここも歩く)。
那智滝を間近に見るのは良かったですよ(^o^)。

「大門坂」は全長約500m、高低差約100m。「熊野那智大社」 への参道です。
約30分で古道の雰囲気を楽しめるそうです(ここは歩かなかった)。
「大門坂」から歩いて「熊野那智大社」へ行く事が醍醐味なのでしょうが…その先の467段の石段の事も考えると…。

熊野三山へは車で行きましたが…那智勝浦までは…やはり遠いですねぇ(p_-)。

◇熊野本宮大社:和歌山県田辺市本宮町本宮1110 tel.0735-42-0009
◇熊野速玉大社:和歌山県新宮市新宮1 tel.0735-22-2533
◇熊野那智大社:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1 tel.0735-55-0321

Written by むねこ

2011年2月3日 at 8:26 午前

さくら便り3(龍安寺)

with one comment

昨年、龍安寺(りょうあんじ)の方丈は、屋根の葺き替え工事をしていました。
平成22年2月末に工事が終了し、拝観を再開したようです。

龍安寺(りょうあんじ)は、京都市右京区にあります。
「龍安寺の石庭」として知られる枯山水の方丈石庭(史跡・特別名勝)で有名です。
方丈(本堂)の南にある鏡容池の周囲は、回遊式庭園で国の名勝です。

ここには、桜の季節に是非来ておきたいと思っていたので、北嵯峨の「大覚寺」の後に立ち寄りました。
やはり、桜のシーズンは、価値がありました(T_T)カンドー。
2010年4月7日の時点で、鏡容池の周囲の桜も、方丈石庭のしだれ桜も、素晴らしかったです。

写真この日の写真をフォトアルバム「フォト. 風景9 春2010.4~ (32~44枚目)」に追加しました。
○むねこのフォト(モバイルケータイ)「龍安寺・世界遺産」(13枚)のページはこちらから↓
http://mphotos.live.com/5eb9cd7858bd1612/d.aspx?rid=5EB9CD7858BD1612%216641&mkt=ja-JP

○ちなみに、昨年記事にしましたページです→「龍安寺・世界遺産2009.3

◇大雲山 龍安寺
京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13 tel:075-463-2216
拝観料:500円 時間:8時~17時(12~2月8:30~16:30)
【電車】京福電鉄北野線「龍安寺駅」下車、北へ徒歩約7分(約650m)。
【市バス】地下鉄烏丸線「今出川駅」→「烏丸今出川」から59系統「竜安寺前」下車。
京都駅から50系統、四条河原町から12・51・59系統、三条京阪前から12・15・59系統、四条大宮から55系統で「立命館大学前」下車。
(停留所:御室仁和寺〈900m〉竜安寺前〈600m〉立命館大学前〈850m〉金閣寺前)
【車】名神高速道路「京都南IC」から北方向、国道1号線・西大路通経由で約12km。
駐車場:有(1時間無料)
(金閣寺から鏡石通・木辻通・きぬかけの道経由約1.5km)

Written by むねこ

2010年4月11日 at 9:46 午前

フォトアルバムup(西本願寺)

leave a comment »

フォトアルバムをupしました。
写真フォトk 西本願寺(世界遺産・国宝)2010.3」です。

撮影したのは、1ヶ月前になります(^^ゞ。
西本願寺は、京都府京都市下京区にある浄土真宗本願寺派の本山の通称です。
正式名称は「本願寺」。山号は「龍谷山」。

1994年12月に「古都京都の文化財」として、「世界遺産」に登録されました。
「御影堂」は、2011年から修行される親鸞聖人750回大遠忌法要に向け、1999年より10年間にわたり大修復工事が行われていました。
建物の工事は終わっていたのですが、庭には工事車両がありました。

この日見学したのは、御影堂(重文)、阿弥陀堂(重文)、唐門(国宝)です。
国宝の書院と飛雲閣や、特別名勝の虎渓の庭は、普段は公開されていないそうです。

○むねこのフォト(モバイルケータイ)「西本願寺」のページはこちらから↓
http://mphotos.live.com/5eb9cd7858bd1612/t.aspx?rid=5EB9CD7858BD1612%216499&mkt=ja-JP

2・3月は突然、トラブルのようなことがおき…やっと写真の整理が出来ました(/_;)。
溜まっていたパンフレットもスッキリです。
そして、気がつけば…。京都の世界遺産は、「西芳寺 (苔寺)」以外は制覇しましたよ。
今、もう一度行きたいところは、昨年は修復工事中だった「銀閣寺」と「龍安寺」ですかねぇ(T_T)。

◇浄土真宗本願寺派 西本願寺
京都市下京区堀川通花屋町下ル Tel:075-371-5181
境内自由(国宝飛雲閣・書院拝観は事前に電話予約)
開閉門時間:5:30~18:00(季節により短縮)
【電車】JR「京都駅」から約1km(徒歩10分)
【車】名神高速道路「京都南IC」から北方向へ、国道1号線・大宮通(府道114号線)経由で約5km。 駐車場あり(本願寺北側の北境内地駐車場)。

Written by むねこ

2010年4月6日 at 4:51 午前